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RoboCup Junior Japan Rescue Kanto OB

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昨日の日経なのですが、こんな記事が。


かいつまんで説明すると、例えば高専でもそうですけど、大学や院って研究室がいくつか存在しますよね。

そこには専門の先生がいて、学生はその先生の研究室を選んで配属することができるのです。

配属後は授業カリュラムに存在する研究室の時間等に、そこの研究室で少人数で専門的なことを勉強する・・・という制度です。


早いうちから専門的なことが学べるということで日本の理系の大学ではどこでもだいたいこれを採用しているのですが・・・


日経で出ていたのは、その研究室制度に対して

高専生が大好きな理研の理事長が「学生の囲い込みが甚だしく、流動性がない」と批判しているというものでした。

要するに、徒弟制度・・・・所謂研究室制度では、学部の段階で学生の専攻が決まってしまい、

若いうちから偏った知識を教えてしまうことで、

学生自身のスキルや就職先をほぼ固定させてしまう傾向にあるのはまずいのではないかということです。


まぁこれは現高専生である我々も全く同意権で、学生のうちにやりたいことなんて明確に決まっている人は少ないのに

強制的に自分の専攻を、しかも研究室には定員があるので場合によっては自分の意思にそぐわない分野を、

専攻として決定させられてしまうのはどう考えても・・・。


そういう時、先生たちは、「学校の専攻なんて後でいくらでも路線変更は出来る」と言いますが、

その路線変更手段ってかなり無理矢理ですし、

そもそも専門外になるので、研究室はノーサポートですから完全に自力でやらないといけませんよね。


しかも先に専攻を決めたせいで、後から出てくる他の路線が見えなくなる人だって大勢出るはずです。


どんな仕事になるのか検討もつかないうちから専門を決めるのってどうなのでしょうね。

なんとか就職したはいいけど、

研究室でプログラムの専攻をしていたのに、就職先で回路作れと言われて泣きを見た先輩もいるようですし・・・


学生のうちから1つの専門に縛られるって、そんなコレしかできない新入社員、

企業側から見ても、どう考えても使いにくいと思うのですが・・・。というか現にそういっているようですし・・・


そんな感じで今ちょっとクラスで問題になっているっぽい雰囲気のあった徒弟制度基研究室制度の話でした。

因みにWeb板もあるようです。会員制ですが、閲覧することができるようです。

http://www.nikkei.com/article/DGXDZO45256830S2A820C1MM8000/

(^・ω・)ノ RadiumProduction in RoboCup Junior
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