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RoboCup Junior Japan Rescue Kanto OB

             2005~2013
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RadiumProduction へようこそ!

このブログは巷で老害 of 老害認定されてしまったロボカップJrに関わって11++年目となる老害のブログです。

”世界中の人々の中の2人か3人くらいに有益な記事”を目標に記事投稿を行っているブログです。

故に内容に特に意味はありません。若干プログラミングやロボット関係に偏ってますが当方にわかです。


ブログでは、たまに過去の負の遺産についても紹介しています。これらは黒歴史が含まれている可能性があるのでお気を付けください。


最近大正義メイリオに屈服したので、ブログの方も本文の書体をメイリオに変更しました。


あと、このブログは普通に読むと、どうも「酔う」らしいので読むときは酔い止め推奨です。


また、DropBoxを始めてみたいという方は此方のリンクから行っていただくと、500MBサービスされるらしいです。

(^・ω・)ノ RadiumProduction at curonet


2週間ほど前の話ですが、夏コミ対戦ありがとうございました。

今回は無料配布のみでしたが、冬コミはSP応募したので多分ちゃんと参加します。
実はコミティアに凱旋するという説もある・・・

ここ1年程はRaidiumProductionとしての活動は殆どMisskeyサーバーの運営になっているので、

こちらのブログはほとんど動いていませんね。

他に近況報告をするならば、先週、富士の頂にお散歩に行ったくらいでしょうか。



冬コミの新刊は恐らく技術本ではないのでこちらでは告知しない可能性が非常に高いですが、

ワンチャン別イベで出した技術本が出る可能性が微粒子レベルで存在します。


半分以上ただの生存報告ですか、今日はこの辺で。

(^・ω・)ノ RadiumProduction at curonet

昨日はロボカップジュニア関東ブロック20周年ということでイベントが開催されたということで。

お話は頂いていたのですが、ちょっとこちらがホストの別案件が重なっていて参加を見合わせていたのです。

ところが・・・


現ブロック長からこの世のものとは思えないほど雑なご招待を頂きまして、

二次会だけ途中参加させて頂きました。

本当に10年ぶりくらいに会う方が殆どでして、皆さんお変わりないようで非常に楽しい時間となりました。


産技高専自体にはコロナになる前まではちょくちょく行っていたのですが、

コロナ以降足が遠ざかっていたのでこういう機会を頂けて本当に良かったです。

取り急ぎ謝辞ということで。またこういう機会がちょくちょく発生するようですので

予定が合えばまた顔出せればと思います。昨日はありがとうございました。


(^・ω・)ノ RadiumProduction at curonet
2024年、新しい一年が始まりました。

本来ならお祝いムードのはずが一転、とんだ新年となってしまいました。

未だ全容が見えない災害ではありますが、 今回の震災で被害に遭われた方のご無事をお祈りしております。



本日の記事はMisskeyネタです。

時世がら投稿延期も考えたのですが、今日の話はこれもこれで必要情報かと思いましたので、予定通り書いていきます。

というのも、Misskeyバージョン2023.12.1の更新にて、このような変更がなされました。
・アクセストークンの権限が再整理されたため、一部のAPIが古いAPIトークンでは動作しなくなりました。 権限不足になる場合には権限を再設定して再生成してください。 
Misskeyリリースノートより




・・・これ、とんでもないアホな話なんですよ。


順を追って説明していくと、最近のAPIはクラウドに習って最小特権の原則というものが採用されていて、
名称は色々あるけどまぁ全部中身は同じようなもん

APIキーなどの権限がかなり細分化されているんです。
これが令和のセキュリティのスタンダードになりつつありますね。

なので、細分化されてる中で、必要な権限だけが有効なAPIキーを作成するのが一般的なんですが、




途中で権限の内訳を変えるな。


これをやられると、キーを作り直さないといけなくなるんです。しかも何が厄介かというと・・・




どこがどう変わったのか説明がない。

つまり、キーが使えなくなった場合に何をどうしたら使えるようになるのかがわからないんです。

Misskeyは権限の種類が多く、ひとつひとつ試して確認するのも時間がかかるので、これの対処法は





全ての権限が有効になっているキーを作る。

になります。

本末転倒ですよね?まぁたまにMisskeyはこういう意味不明なアップデートがあります。




で、これで影響を受けたのがpipにあるMisskey.pyです。PythonからMisskeyAPIを使うライブラリですね。

これまで動いていたPythonで記述したMisskeyへのノート投稿プログラムが、

Misskeyをアップデートしたらこんなエラーが返ってくるように。

  File "/home/misskirara/.local/lib/python3.10/site-packages/misskey/misskey.py", line 99, in token
    raise MisskeyAuthorizeFailedException()
misskey.exceptions.MisskeyAuthorizeFailedException
Traceback (most recent call last):


GASで書いた方は特に影響を受けていなかったのですが、

どうにもMisskey.pyは今回の仕様変更の影響を受けたようです。



・・・いや、ふざけんなよ。


という訳で、API KEYのサイレントナーフにより、

Pythonを利用したMisskey関連ツールのほぼ全システムがダウンするという、

まぁ割ととんでもなく質の悪いアップデートが年末の忙しい時期に実施された、というお話でした。



最低限何を有効にしたらMisskey.pyが利用できるのかはそのうち調べようとは思いますが、

いかんせん最近忙しいので、取り急ぎこの記事はこの辺でいったんお開きとさせて頂きます。
コミケ終わっておうち帰ってみたらPython製のぼっとが全部死んでて流石にビビったよ・・・


それではまた次回の記事で~


(^・ω・)ノ RadiumProduction at curonet
前回に引き続いているのはちょっとわかりませんが、第6回の記事です。

今回はタイトルの通り、v2023.11.0にて実装されたプラグイン配布のやり方についてです。

Misskeyのインスタンスを建てた話。①(Misskey紹介編)
Misskeyのインスタンスを建てた話。②(GCPでの建ち上げ編)
Misskeyのインスタンスを建てた話。③(OCIでの建ち上げ編)
Misskeyのインスタンスを建てた話。④(Webhookで対話bot作成編)
Misskeyのインスタンスを建てた話。⑤(Meilisearch導入編)

Misskeyにはプラグインという機能があります。説明略。ここ読んでね

これまでプラグインの導入には設定のプラグインに直接プラグインを記述する必要があり、

なんともギークな手法でしか使うことができない機能だったのですが、

v2023.11.0のアップデートにてAPIによる配布ができるようになりました。


ということで、今回の記事はこの配布方法について紹介します。

公式にもこのようなページがあるのですが、情報が派手に不足しているので補足も兼ねて、というところです。


まず、プラグインを作ります。

とりあえず既存の作成方法と同じようにプラグインを作って動くかどうか確認しましょう。

今回はこんな感じでノート全文にブラーのMFMを追加するプラグインを作成します。
/// @ 0.16.0
### {
	name: "blur"
	author: "curonet"
	version: 1
	description: "ノート全文にblurをかけます。"
}
Plugin:register_post_form_action("blur" @(form, update) {
	let updated_text = ["$[blur ",form.text,"]"].join()
	update("text", updated_text)
})
正常に動作することを確認したら、これを配布できるようにします。

まず最初に改行コードをLFに変換して、ソース全文をSHA-512でハッシュ化します。

ハッシュ化はこちらのサイトを使うことで簡単に行うことができますね。

終わったらそのハッシュ値をメモ帳にでもコピーしておいてください。後で使います。



次にAPIサーバを作成します。

まぁ色々作る方法はありますが、一番簡単なのはやはりGASだと思います。

GoogleDriveを開いて新規にGASを作成します。


そして、開いたGASに下記を記入して保存します。
function doGet(e) {
  return ContentService.createTextOutput(JSON.stringify({'type': 'plugin','data': '<ソース>'))
    .setMimeType(ContentService.MimeType.JSON);
}
<ソース>の箇所にはプラグインのソース全文を記載します。

ソース中の ' はエスケープし、改行は\nに置換してください。
※置換の際はハッシュ化した際のソースと改行の数まで正確に完全一致させてください。

そしてこれをAPIとして新規にデプロイします。

デプロイ手順はGASの仕様がコロコロ変わるせいで、書いてもあまり意味がないので割愛しますが、

APIか、なければwebアプリケーションでのデプロイで動くと思います。


デプロイしたらURLが発行されると思うので、これをコピーします。
この際にブラウザにURLをコピーしてAPIを叩き、正常に結果が返ってきていることを確認しておきましょう。



そして下記リンクを穴埋めして完成です。
https://{HOST}/install-extentions?url={API_URL}&hash={HASH}
{HOST}       →プラグインをインストールするMisskeyのホスト名
{API_URL} →GASから発行されたURL
{HASH}       →生成したハッシュ値

これで、このリンクを踏むとプラグインのインストールページに遷移することができます。


また、下記のような画面になった場合はハッシュ化したソースとGASに書いたソースが異なっているので、

ハッシュの再生成を行うなどして対応してください。
正しいデータが取得できませんでした 提供されたデータの整合性の確認に失敗しました。セキュリティ上、インストールは続行できません。サイト管理者にお問い合わせください

セキュリティ(プラグインの改竄防止)のためにハッシュによる比較を行っているので、

改行だろうがスペースだろうが、データ上1点でも違いがあれば弾かれるようになっています。

変換間違いやスペースの誤削除に注意してください。
※公式にハッシュ化する範囲についての記載が一切なかったので詰まったのですが、範囲はソースのみです。jsonファイル全体ではありません。


以上がMisskeyのプラグインのAPI経由での配布についてでした。

因みにですが、URLのホストの部分はプラグイン利用者が任意に入れるようにするのが主流のようです。


これでMisskeyのプラグインの文化がより広がりそうですね。

Googleアカウントがあれば誰でも可能な方法ですので、是非お試しあれ。


(^・ω・)ノ RadiumProduction at curonet

前回に引き続き、第5回の記事です。

今回はタイトルの通り、MisskeyにMeilisearchという検索エンジンを導入する話です。

Misskeyのインスタンスを建てた話。①(Misskey紹介編)
Misskeyのインスタンスを建てた話。②(GCPでの建ち上げ編)
Misskeyのインスタンスを建てた話。③(OCIでの建ち上げ編)
Misskeyのインスタンスを建てた話。④(Webhookで対話bot作成編)


Misskeyにはノート用の検索システムが標準で搭載されているのですが、

Misskeyの標準のノート検索は時間がかかる上に、サーバーに多大な負荷を与えてしまうことから、

デフォルトでロールによりノート検索は無効になっています。

なので、従来の中規模以上のインスタンスではノート検索の有効化は非常に覚悟のいる行為でした。


しかし13.12.0バージョンからMisskeyでは、

Meilisearchという外部の検索エンジンを利用することができるようになりました。

Meilisearchは逐次検索やタイプミス耐性、ファセット検索、ジオサーチ、マルチテナンシーなどが利用でき、

何より最近注目のRustで作成されており、動作が超高速ということでリリース早々にして有名になりました。
この手のやつは日本語があやふやなことが多いのですが、ちゃんと日本語の形態素解析(Lindera)に対応しています。



今回はMisskeyにMeilisearchを導入する手法について解説していこうと思います。

こちらのサイトを参考にしたのですが、この内容が投稿されたしばらく後、バージョン13.12.2において

仕様が変更されてしまっているので一部内容を書き換えたものを掲載します。


※MisskeyのMeilisearchはSQLからjsonファイルを書き出した後、その内容を受け取って全文探索をします。
 そのため、ディスクIOを非常に多く行うので、オンプレミスでMisskeyを建てている場合はその点にご留意ください。
 特にSSDを利用している場合は注意が必要ですね。モニタリングしてないとディスクがヤバスです。




まずはインストール。Meilisearchはサーバを建ててHTTPのリクエストを飛ばして利用する感じです。

つまり、Misskey本体サーバとサーバを分けて運用することが可能となっております。

ウチもそのうち分けようと思っていますが、リソースに余裕があるのでひとまず同一サーバで建ててみます。

下記のコマンドを順に実行します。
sudo apt install curl -y
curl -L https://install.meilisearch.com | sh
chmod +x meilisearch
sudo mv ./meilisearch /usr/local/bin/
sudo useradd -d /var/lib/meilisearch -b /bin/false -m -r meilisearch
curl https://raw.githubusercontent.com/meilisearch/meilisearch/latest/config.toml > ./meilisearch.toml
これでインストールが完了します。



次に./meilisearch.tomlファイルを編集します。下記の項目を編集します。
env = "production"
master_key ="16byte以上の任意の値"
db_path = "/var/lib/meilisearch/data"
dump_dir = "/var/lib/meilisearch/dumps"
snapshot_dir = "/var/lib/meilisearch/snapshots"
no_analytics = true
envをproductionにします。

master_keyは任意に設定する値です。MisskeyからAPI送信時のキーになるものです。

db_path、dump_dir、snapshot_dir をMeilisearchインストール時に作成されたフォルダ配下に設定します。


no_analyticsですが、Meilisearchはデフォルトでテレメトリデータを開発元に送信する機能があります。

テレメトリデータから個人や検索内容の特定等はできないようですが、

テレメトリデータが個人情報に当たるケース(カリフォルニア州消費者プライバシー法など)があるらしいので

各インスタンスの規約や、通信量的に好ましくない場合は、no_analyticsをtrueにすると、送信しなくなります。


次に、この編集データの反映作業です。tomlファイルの移動やディレクトリ作成ですね。
sudo cp ./meilisearch.toml /etc/meilisearch.toml
sudo mkdir /var/lib/meilisearch/data /var/lib/meilisearch/dumps /var/lib/meilisearch/snapshots
sudo chown -R meilisearch:meilisearch /var/lib/meilisearch
sudo chmod 750 /var/lib/meilisearch
難しいことは特にしていないので流しで。

次に下記の /etc/systemd/system/meilisearch.service ファイルを作成してsystemlctlから利用できるようにします。
[Unit]
Description=Meilisearch
After=systemd-user-sessions.service

[Service]
Type=simple
WorkingDirectory=/var/lib/meilisearch
ExecStart=/usr/local/bin/meilisearch --config-file-path /etc/meilisearch.toml
User=meilisearch
Group=meilisearch

[Install]
WantedBy=multi-user.target

終わったら下記コマンドでMeilisearchを有効にします。 
sudo systemctl daemon-reload
sudo systemctl enable --now meilisearch 



次に、Misskeyの過去のノートをMeilisearchから検索できるようにindexを貼ります。

この作業を行わないと、Meilisearch導入以前のノートが検索できなくなってしまいます。
cd /var/tmp/
sudo -u postgres psql -d DB名 -c "SELECT json_agg(row_to_json(t)) ::text  FROM (SELECT id, \"createdAt\", \"userId\", \"userHost\", \"channelId\",cw,text FROM note WHERE visibility IN ('home', 'public')LIMIT 200000) t" > /var/tmp/notes_tmp

sed -i '1d;2d;x;$d;' notes_tmp

jq 'map(.createdAt |= (strptime("%Y-%m-%dT%H:%M:%S%Z") | mktime | . * 1000 + (. / 1000000 | floor)))' notes_tmp > notes.json

curl -X POST 'http://localhost:7700/indexes/INDEX名/documents?primaryKey=id' --data-binary @notes.json -H 'Content-Type: application/json' -H "Authorization: Bearer MASTER_KEY"


DB名、LIMIT後の数値、INDEX名、MASTER_KEYの編集が必要です。

DB名はMisskeyのpostgresのDB名(デフォルトはmk1)に置換してください。

LIMITの数値は適当に200000にしていますが、現在の総ノート数を確認して記述する等にしてください。

INDEX名に利用するインデックスの名前を記述します。ここは一般に「インスタンスホスト名---note」になります。

バージョン13.12.2以降、MisskeyではMeilisearchの利用にindexが必要になりました。

後述するdefault.ymlで設定したindexの値に---noteがpostfixされた値がindexとなるので、

現在のmisskeyでは、ここでのinde貼りはこの形式に合わせる必要があります。

MASTER_KEYは先ほどご自身で設定されたmaster_keyになります。



最後にMisskey側でMeilisearchを使えるように、misskey/.config/default.yml の設定を行います。
meilisearch:
  host: localhost
  port: 7700
  apiKey: 'MASTER_KEY'
  index: 'インスタンスホスト名'
サーバーを分けるときはhostを別のマシンのものに変更しましょう。

MASTER_KEYとインスタンスホスト名は上のコマンドと同じです。

ここまで設定が完了したらsystemcltでMisskeyの再起動と、Meilisearchの起動を行います。
sudo systemctl start meilisearch
sudo systemctl restart misskirara.net
多分これで検索にMeilisearchが使えるようになっていると思います。

といっても、総ノート数が4桁~5桁前半ぐらいのインスタンスではあまり変化が見られないと思うので、

おひとり様インスタンスでは実感がないかもですね。個人的にはお一人様インスタンスでは不要だと思ってます。


再びになりますが、注意点として

・日本語も対応してるが、形態素解析結果によっては正しい検索結果を返さないことがある。
・Misskeyのノート検索はロールによってデフォルトで無効にされている。
・オンプレの場合はディスクIOに気を付ける。
・indexが必須になるアップデートがあったので、旧来の方法では動かない

13.12.2 以前からMeilisearchを利用している場合は、

こちらの手順を使ってindexを張り替えることで、古いノートも検索ができるようになります。


以上がMisskeyのノート検索でMeilisearchを利用する手順となります。

Misskeyは開発思想が先進的であるが故に、割と古い機能がすぐ廃止になったり変更になったりと、

モデレーションする側としてはなかなかに胃の痛いシステムです。

開発開始から10年以上建っているのに未だに安定しないのもちょっと困りものですね・・・


という訳で今回はここまでです。また何か書くべきことがあれば更新しようと思います~

(^・ω・)ノ RadiumProduction at curonet
前回に引き続き、第4回の記事です。

今回はタイトルの通り、対話botを作る話です。

Misskeyのインスタンスを建てた話。①(Misskey紹介編)
Misskeyのインスタンスを建てた話。②(GCPでの建ち上げ編)
Misskeyのインスタンスを建てた話。③(OCIでの建ち上げ編)

普通はMisskeyの立ち上げと来たら設定とか、オブジェクトストレーシとか

そういう記事が次に来るべきだとは思うのですが、

そういうの、もうあるじゃん。

インターネットの海にアホほど転がっている情報を、今更ここで焼き鈍すことに価値があるのか?

と言うことで、ネットの海になさそうな情報を記事として書くことにしました。

 Tips

 ・Misskeyの設定は基本的に管理画面からできます。

 ・~/misskey/.config/default.yml を編集することでサーバ側の設定ができます。

 ・特に個人サーバの場合はCloudflareによる保護を検討しましょう。

 ・オブジェクトストレージはウチはCloudflare R2を使ってます。おススメです。


以上終わり!多分この辺の単語でググればいろいろ出てきます!

まぁ暇だったらウチでちゃんと記事を書くかもしれませんが、余り暇じゃないので多分書かないです。


で、本題なのですが、Twitterではbotと言えば、Streamをでツイートを取得してから自分宛てのツイートを拾って、

それに対して返信をしていく・・・みたいな処理になったかと思うのですが、

何故か今回は違う方法を使っています。

MisskeyにもStream機能はあって実際に使ってみたりもしたのですが、受信はできた

MisskeyのストリーミングAPIはドキュメントが雑にしか書かれていなくて使い方が殆どわからなく、

ネットにも特に新しい情報がないのでよくわからなかったのと、
inputパラメータに何があるかくらいは書いて欲しいんですよね・・・

全てのノートをストリーミングする処理はぼっと用サーバにかかる負担が大きくなることから、


今回は別の手法としてMisskeyに実装されているWebhookを採用しました。

Webhookというのは簡単に言うとネットワークに対して発信できる通知機能のようなものですね。

今回はMisskeyのbotアカウントへのメンションをトリガにして、Webhookを飛ばします。
飛んでくるデータ形式はjsonですので、受け取りさえできれば扱いは簡単です。

それを受けて返信を書いてやろうという魂胆です。





ただ、Webhookは受信用のサーバを建てる必要があります。pythonのモジュールで簡単に建つは建つのですが、

今回はオンプレサーバは使いたくないし、これ以上OCIにもGCPにも負荷をかけたくなかったので

Makeというノーコードツールを導入することにしました。

これはノーコードでアプリケーションパイプラインを構築することができるツールで

月間1000回までなら無料で利用することができます。


まずアカウントを作ってたら左サイドバーのScenariosをクリックしてから右上のCreate a new scenarioを選択します。




そしたらシナリオ画面に行くので真ん中の丸を押して新しいノードを作ります。

今回はWebhookの受信をするので、下の検索欄にwebと打ってWebhooksを選択します。


3つ出てくるのでCustom Webhookを選択します。



作成されたノードでCreate WebhookをクリックするとWebhookのURLが生成されるのでコピーしておきましょう。


できたら背景をクリックした後Add another moduleをクリックし、受信した情報を処理するためのノードを作成します。





ここでGCPのPub/subsとかに送信すれば、GCPを経由してPythonで処理ができたりします。

Make上では直接コードが書けないので、ソースコードを利用したい場合は

何らかの手段でコードが実行できる環境にデータを飛ばさないといけません。
ノーコードツールにコードは邪道!ということらしい?


で、今回はどうしたかというと、GoogleSheetに飛ばしました。

GoogleSheetsというノードがあるので作成します。



一番上のconnetctionのAddを選択することでGoogleアカウントとの紐づけを行うことができます。

そうしたらGoogleDrive上にデータを受信するためのスプレッドシートを作成し、

そのスプレッドシートIDをシート名、転記先のセルをそれぞれ入力します。

最後のValueにセルに記載するデータを入れます。

jsonデータを一度Webhookに流すことでMake側がjsonの形式を認識してくれるので、

特定のキーの情報のみを取得することも可能です。


今回はリプライを行うのでノートのユーザIDとノートのID、@から始まるユーザーネーム、

そしてテキスト本文を取得します。


これでMake側は終了です。シナリオを保存しましょう。

先ほどのScenariosの画面に戻って、作成したシナリオがOFFになっていればONにします。




次にMisskeyの設定です。ここではWebhookの設定とAPIの作成をします。

Misskieyのbotアカウントを作成、ログインしたら

設定->その他の設定からWebhookを選択して「Webhookを作成」をクリックします。

名前は適当に、シークレットも任意で設定しておきましょう。

URLの部分に先ほどMakeでWebhookを作成した時にコピーしたURLを入力します。

あと「Webhookを実行するタイミング」では「メンションされたとき」のみを選択します。

「返信された時」だと既存のノートに対するリプライしか拾えないので注意です。



次にAPIです。

先ほどのように、設定->その他の設定からAPIを選択して「アクセストークンを発行」をクリックします。

Misskeyのアクセストークンはかなり複雑な権限設定が可能です。

今回は「ノートを作成・削除する」だけで十分でしょう。権限は少なければ少ないほどいいです。

設定が終わったら左上のチェックボタンをクリックで完了です。

最近の流行りらしく、アクセストークンはこの時一度しか表示されないので、確実にコピーしてください。
まぁ紛失したら消して作り直そう



で、最後。GoogleSheet側です。今回はGASを使ってなんとかしていきます。

拡張機能→AppsScriptからスクリプトをクリックしてスクリプトを作っていきます。

今回はこんな感じで応答システムを作ってます。
function postToMisskey(text, options) {
  return UrlFetchApp.fetch(
    `https://${options.server}/api/notes/create`, 
    {
      'method': 'POST',
      'headers' : {'Content-Type': 'application/json'},
      'payload':JSON.stringify({i : options.token, text: text})
    }
  );
}

function postToMisskeyWithFile(text, file_ids, options) {
  return UrlFetchApp.fetch(
    `https://${options.server}/api/notes/create`, 
    {
      'method': 'POST',
      'headers' : {'Content-Type': 'application/json'},
      'payload':JSON.stringify({i : options.token, text: text, fileIds: file_ids})
    }
  );
}

function replyToMisskey(text, note_id, options) {
  return UrlFetchApp.fetch(
    `https://${options.server}/api/notes/create`, 
    {
      'method': 'POST',
      'headers' : {'Content-Type': 'application/json'},
      'payload':JSON.stringify({i : options.token, text: text, replyId: note_id})
    }
  );
}

function replyToMisskeyWithFile(text, file_ids, note_id, options) {
  return UrlFetchApp.fetch(
    `https://${options.server}/api/notes/create`, 
    {
      'method': 'POST',
      'headers' : {'Content-Type': 'application/json'},
      'payload':JSON.stringify({i : options.token, text: text, fileIds: file_ids, replyId: note_id})
    }
  );
}

function dmToMisskey(text, usr,options) {
  return UrlFetchApp.fetch(
    `https://${options.server}/api/notes/create`, 
    {
      'method': 'POST',
      'headers' : {'Content-Type': 'application/json'},
      'payload':JSON.stringify({i : options.token, text: text,visibility: 'specified',visibleUserIds:[usr]})
    }
  );
}

function get_question() {
  const options={server: 'サーバ名', token: 'アクセストークン'};
  var ss = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet();
  var sh = ss.getSheetByName("question");
  if(sh.getRange(1,1).isBlank()){
    console.log("blank");
    return 0;
  }
  let celldata=sh.getRange(1,1).getValue();
  let mention =celldata.split("[/]");
  let re_scrname=/(^@.*?) /;
  let question = mention[3].replace(re_scrname,"");
  sh.getRange(1,1).clear();
}


function search_reply(note_id,question) {
  const options={server: 'サーバ名', token: 'アクセストークン'};
  var ss = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet();
  var sh = ss.getSheetByName("reply");
  key=sh.getRange(1,1,sh.getLastRow(),1).getValues();
  text=sh.getRange(1,2,sh.getLastRow(),1).getValues();
  file_ids=sh.getRange(1,3,sh.getLastRow(),1).getValues();
  let ans=false;
  for(let i=0;i<sh.getLastRow();i++){
    if(key[i][0]==""){
      continue;
    }

    let re_key=key[i][0].toLowerCase();
    let res = question.match(re_key);
    if(res){
      ans=true;
      if(file_ids[i][0]!=""){
        replyToMisskeyWithFile(text[i][0], file_ids[i], note_id, options);
      }
      else{
        replyToMisskey(text[i][0], note_id, options);
      }
    }
  }

  return 0;
}
上の方は単純に投稿する系の関数ですね。

GASには当然MisskeyAPIは存在しないのでUrlFetchApp.fetchで直接叩いてる感じです。


今回はソースの機能を明確にするために

画像なしノート、画像ありノート、画像なしリプ、画像ありリプ、DMで関数名を分けています。

PythonのMisskeyAPIみたいに、ひとつの関数に集約してもいいと思いますが、今回はソースのわかりやすさ重視です。


処理としてはまず、get_question()で受け取った情報をパースしています。

Make側で要素ごとにノードを作ってバラバラのセルに転記する方法も考えたのですが、後述するトリガの都合上、

Make側のノードの数だけget_question()が走ってしまうのでこのような構成になっています。


次に、パースした情報をsearch_reply()に投げています。

このソースだけではわからない情報なのですが、

別のシートにWebhookで飛んできた質問の単語とそれに対する回答の一覧がありまして、

質問内容に登録した質問の単語があるかを検索し、

それに対応する回答のセルの内容をリプライするような流れになっています。


画像つきノートをする場合にはMisskeyの場合、事前に画像をアップロードした上で

アップロード時の戻り値から、画像IDを拾ってそれをfileIdsとして付与するのですが、

GoogleとMisskeyのセキュリティポリシーの違いから、

GAS上ではMisskieyからの戻りを受けることができないようで、

しょうがなく事前に画像をアップロードしてから、手動で画像IDを確認してシートに貼って参照しています。



で、このソースを稼働させる方法ですが、GASのトリガーを利用します。


左サイドバーのトリガーを選択、画面右下の「トリガーを追加」から新しいトリガーを作ります。


このように設定してスプレッドシートの変更時にget_question()関数が走るように設定します。

これでbotにリプライが来たらWebhookがmakeのシナリオに飛び、

それを受けてMakeのシナリオによってGoogleSheetに内容が転記され、

スプレッドシートが変更されるのでそれをトリガにGASが走ってbotが返信する

という一連のシステムを作ることができました。



但し、勘の言い方は気づくかと思いますが、スプレッドシート変更がトリガになっているため

同一スプレッドシート内のシートを手動で変更すると、そのたびにget_question()関数が走ってしまいます。

実はそれを回避するように今回のソースは作られているのですが、

冷静に考えると、変なソース作らなくても受け答えの対応表を別のスプレッドシートに置くだけで解決しましたねコレ

まぁとりあえず動いているのでヨシ!ということで(おい



と、まぁ最後駆け足でしたが、だいたいこんな感じです。


そんなに難しい事はしていないつもりなので、Misskeyで対話型botを作りたい方は参考にして頂ければと思います。


因みにMakeはChatGPTが使えるので、APIトークンをお持ちの方はbotに簡単に実装ができるはずなのでおススメです。

ではでは~~~~

(^・ω・)ノ RadiumProduction at curonet
前回に引き続き、第3回の記事です。

今回はタイトルの通り、OCIでサーバーを建ててみますよ。

Misskeyのインスタンスを建てた話。①(Misskey紹介編)
Misskeyのインスタンスを建てた話。②(GCPでの建ち上げ編)

といっても建て方は同じMisskeyなので、GCPと同じです。

ではなんでこんな記事を?というところなのですが、OCIは。。。その難しいというかなんというか。


多分、無理なんです。情報なしでは。

ということで今回僕が通った道をご紹介させていただきます。

まず、なんでOCI?という話なのですが、

OCIにもGCPと同じコンピューティングインスタンスのAlwaysFree枠がありまして、


圧倒的にOCIの方が優秀なんです。

OCIはAlwaysFreeではAMDとARMのどちらかのインスタンスを利用できます。

ARMインスタンスがその中でもぶっちぎりで性能が高いということで

OCIのARMインスタンスがAlwaysFreeに加わったときは界隈に衝撃が走りました
※因みに今日本含む極東のリージョンでは、某国がVPNで使いまくるせいでARMインスタンスがほぼ取れません

比較するとこれくらいの差があります。
OCI(AMD) OCI(ARM) GCP(Intel Xeon)
CPU 1個(性能1/8制限) 4個 2個(性能25%制限)
メモリ 1GB 24GB 1GB
ストレージ 200GB 200GB 30GB
ベンチマーク(シングルコア) 410 1871 131
ベンチマーク(マルチコア) 533 3801 190
リージョン 全地域 全地域 北米のみ
利用可能数 2台 1~4台 1台
※OCIのストレージはAMDマシン2台とARMマシン合わせて200GBまで、2ブロックまで無料なので3台利用は不可
※ベンチマークはUnixBenchより

CPUの個数は(個々の仕様が不明なので)性能には特に関係ありませんが、

OCIのARMはGCPと異なり、AlwaysFreeの枠内でリソースの分割が可能でして、

1CPU=1マシンとすればARMの場合は最大4台までAlwaysFreeで利用可能です。


・・・で、見ればわかると思うですが、

衝撃が走っていない方のAMDインスタンスですら、GCPよりつよつよです。それも圧倒的に。

そんなものが2台も使えるのです。無料で。

しかもリージョンがOCIは全地域の中から無料で使いたいリージョンを自由に1カ所選ぶことができるので

日本だと東京、大阪を選ぶことができます。これは8800㎞離れたオレゴンが最短のGCPとは雲泥ですね。
※2度目ですが、今日本含む極東のリージョンでは、某国がVPNで使いまくるせいでARMインスタンスがほぼ取れません

しかも、GCPって何かと理由を付けて謎課金を作ることで有名です。勝手にマルチリージョンでキャッシュ作ったりとかなとかかんとか

なんだかんだGCPでずっとマシンを動かしてると、AlwaysFreeでも課金が大なり小なり発生するものです。

でもOCIにはそれがない。

料金プランが単純明快なので、GCPのように課金レポートとにらめっこしながら

謎課金の原因を探す日々から解放されるのです。




・・・ここまで性能が違えば、

これはOCIに行くっきゃない!!!


ってなるはずなのですが、現実はそうなっていません。OCIのARMがデビューしてからもう2年近くが経ちますが、

未だにコンピューティングの無料インスタンスと言えばGCP一強です。


なんでそんなことになっているのかというと、まぁ広報の問題もあるんでしょうが、単純に

OCIは初見殺しゲーなんです。

※何度も言いますが、今日本含む極東のリージョンでは、某国がVPNで使いまくるせいでARMインスタンスがほぼ取れません


それを今から解説します。

まず、OCIにはFree trialアカウントと有料アカウントの2種類のアカウントがあります。

で、個人の場合、いきなり有料アカウントにはなれなくて、まずトライアルアカウントを作成する必要があります。


そしてそのアカウント登録ページがこちらです。
検索で出てこないのでまずここに辿り着けない人が多いらしい。。。?

で、まず2FAがあるのでメールアドレスを登録してメールを待つのですが、、、

①メールが届かない

これが結構ありがちだそうです。現在、OCIの登録ではSMS認証は廃止になったので一律メールなのですが、

これが届かないケースが結構あるそうです。

OCI公式からは「一度登録に使ったメールアドレスは使えない」という趣旨の発表がありましたが、

未使用でも普通に弾かれるという報告がネット上では相次いでおります。

ただ、どうにもその多くが独自ドメインからのメールのようで、

GmailやYahooメールなどのフリーメールを試されることをお勧めします。
※僕はGmailで一発で行ったのでこの現象に出くわしておりません。


またこれとは別に、これ以降の工程で引っかかると、メール受取からやり直しになるのですが、

「数回メールの受信をすると同一IPからは45分間はメールを受け取れなくなる」のだそうです。
※OracleCloud LiveAgent回答より。多分日本語情報だとらじぷろにしか書いてない情報です。


なので何回か先の工程で引っかかるとメールの送信制限に捕まります。
僕はこれに捕まりました。


そして次にOCIでは本人確認としてアカウント作成時にクレジットカードの与信請求を行うようになっておりまして、

Free trialアカウントでもクレカの登録が必須です。ここはGCPと同じですね

ただ、GCPと違うのはFree trialアカウントのうちは

「何をやっても課金が発生しない」というとことでしょうか。

そういう意味ではGCPより安心して使えます。


ただ、そのクレカ登録で大きな問題がありまして


②クレカの検証で弾かれる

実はこれも僕はスルーしたのですが、多くの人が(体感8割)がここで弾かれて登録を諦めております。

これについては、公式からの発表として

(a) プリペイドカードを登録している。
(b) 意図的に、または意図せずにユーザーの所在地またはアイデンティティを隠蔽した。
(c) 不完全または不正確なアカウント詳細を入力した。

このどれかに引っかかると弾かれる、とあるのですが、

どれにも引っかからずとも弾かれた例が数多く報告されております。


これが一番業が深いようで、インターネット上で様々な検証がされておりまして、

・住所は関係ない
・デビットカードはダメ
・クレカの発行会社が関係している

など、色々な議論が展開されております。

これらについて、ひとつずつらじぷろの見解を述べさせていただきます。


有識者の立場から言わせてもらえば、まぁ「住所が関係ない」は事実ですね。

クレカの与信請求において住所情報を照合する手段は存在しない(そもそも住所照合は技術自体が困難)ので、

世界中から登録が行われる国際サービスの、それもたかがFree Tialの登録段階において

わざわざ特別な手段を別途作成してまでそんなことをしている可能性はゼロと考えて良いでしょう。

因みに英語じゃないとダメなんて話はありますが、自分は住所は日本語表記で通っています。
OCIは日本法人あるし日本語でええやろの精神です。



「デビットカードがダメ」も多分正しくて、クレカの与信処理的にこれは弾かれてる可能性が高いです。

確認はしておりませんが、プリペイド系も恐らくアウトだと思います。


で、最後にクレカの発行会社が関係しているも、概ね間違いではないと思います。

というのはこの手の与信請求は「カード会社側で弾かれている可能性が存在する」からです。

特に日本の会社はそれをやる傾向が強いです。あくまで「傾向」の話ですが。

これに関してはOCIではどうすることもできないので、カード会社に電話で確認するのが一番です。

あとは最悪「カードを変えるか」ですね。私はエポスで一発で行きました。




②の結論としては、

「狭義クレカをちゃんと使ってダメなら与信が通っているか会社に確認入れるかカードを変える」

これでいいと思います。まぁ要するにネットの不確定な情報も案外的を得ているな、という感想です。




で、最大の難所がそこまでクリアした上で一番最後に「無料トライアルの開始」を押した時に発生する

③トランザクションエラー

です。
※与信請求時のトランザクションエラーとは別のモノです


これに関しては、解決策がわかりません。

原因も一切不明。完全にお手上げです。


じゃあどうしたかというと、

OracleCloudのCloud Support Chatから

Live Agentを呼び出してもらって解決してもらいました。※全部英語



いや、マジでこれ以外に書きようがないんです。

与信請求も通ってるのにトランサクションエラーとか言うのが出て先に進めないんです、

って英語で問い合わせたら

「ちょっと待ってね」って言われて5分ぐらいしてから

「対応したのでもっぺん同じ情報入れて最初からやってくれ」って言われてやったらできたんです。


つまり、与信を通した後でも、あちら側の理由で何故か申請が弾かれるような何かがあって

「それは問い合わせたら解決する」というのが最終的な僕の答えでした。

そもそも、初見で恐らくこのサポートチャットを見つけてから人間を召喚するのは

難易度ルナティックにも程があります。どういう経緯で見つけたのかは未だに思い出せません。


ここまでの手順が書かれている日本語情報源は、恐らく世界でここだけだと思います。
いや、手順か?これ・・・?

②の与信請求については結構描いてあるサイトが多いのですが、①と③についてはほぼ書かれてませんでした。



あと、因みになのですが、OCIはログインも謎です。
ログイン画面で最初に出てくるところに入れるのが、「Cloud Account Name」。
登録時に入れたアカウント名前です。
次に遷移した画面で出てくるところに入れるのは「ユーザー名」とありますが、

入力するのは登録時のメールアドレスです。


この他にもOCIにはテナントネームと言う名前もあり、各所で要求される情報が異なります。


また、テクニカルサポートを受けるには別途Oracleのサポートアカウントを作成してOCIアカウントを紐づけて・・・

みたいなことをする必要があり、正直訳が分かりません。

この辺も全部先ほどのLiveAgentに英語で問い合わせて確認しました。


エージェントとのチャットはメールと違ってリアルタイムで飛んでくるので、

スピーディな返信をしないと勝手にチャットを打ち切られてしまうことから

Google先生に頼らずに英語である程度の技術文章をサクサク書いてサクサク読めないと

多分OCIは無理です。


正直罠だらけなので、誰もお勧めしないのでしょう。書いておいてなんですが、僕もあまりお勧めはしておりません。
※しつこいようですが、今日本含む極東のリージョン、では某国がVPNで使いまくるせいでARMインスタンスがほぼ取れません

。。。というか「勧めた以上発生する責任」に対処することができないから、と言うべきでしょうか。

あと、GCPみたいにコンソールを複数タブ開いて操作するとほぼ100%UIが壊れます。

GCPだと常に支払いを別タブで監視ながら操作するのが一般的ですが、

OCIは複数タブで同じことやると簡単に逝くので課金監視はアプリで別途やりましょう。



・・・とまぁこの通り、全体的にユーザビリティが地平線の彼方に飛んで行ってしまっているわけです。

但し、一度使えるようになってしまえば安いし強いので、心身(特に理不尽に挫けない心)に余裕がある際には

試してみるのもいいのではないでしょうか。


ちなみに私は奇跡的に、

2023年7月に、
東京リージョンで
ARMインスタンスの取得に


成功しました!!!


現在弊Misskeyインスタンスは、この奇跡のARMインスタンス上に乗っています。


それは今日はこの辺で。盛大に長い前フリを決めた上でのただの自慢話でした。


(^・ω・)ノ RadiumProduction at curonet
前回に引き続き、第2回の記事です。

今回はタイトルの通り、GCPでサーバーを建ててみますよ。

Misskeyのインスタンスを建てた話。①(Misskey紹介編)



とはいってもGCPはAWSほどではありませんが、クラウドコンピューティング市場ではちょっとお高めの価格設定です。

とてもじゃないですが、個人運用でGCPで課金マシンで動作させることは難しいでしょう。

・・・ということで、今回はAlways Free上に建てようと思ったのですが・・・

まぁ色々ありましたよ。というお話です。


簡潔に答えだけ言ってしまうと、GCPのAlways Free枠でMisskeyを動かせるか?という問いに関しては

YESです。

但し、かなりいくつか制約が伴う(特に2023年10月以降)のであまりお勧めはしません。

おひとり様インスタンスで完全無料で動かしたいという方だけ参考にして頂ければと思います。


まず、GCPといえば以前、こちらの記事を投稿させて頂きました。

Always Free(この時は当時のGoogleに倣って日本語にして常時無料枠と呼んでいましたね)枠の制約や、

基本的な使い方は以前とそう大きく変わっておりません。
因みにGCPって書いてますが、これは旧名称でして、今はPがバイバイしてGoogleCloudが正式名称らしいです。
でも、略称GCでは全くなんのこっちゃかわからないので、らじぷろでは引き続きGCP表記で頑張ります。


ただひとつ大きく変わったことは、無料枠のマシンがf1-microからe2-microに変更になりました。
※f1-microは現在存在しません。

f1-microはCPUがvCPU0.2個分、メモリが600MBでしたが、

e2-microはCPUがvCPU0.5個分、メモリが1GBとかなり性能が上がっております。

この無料枠の性能向上と、Misskeyの負荷軽減アップデートの相乗効果により、

2023年現在、個人利用であれば、GCPの無料枠でもMisskeyを十分に動かすことが可能です。



では次に具体的な手順から。

GCEのインスタンスマシンの取得法は以前と変わっておりませんので割愛します。

Misskeyはデータを本体ストレージのPostgresSQLに貯めるので

ストレージを無料枠上限の30GBにするのを忘れないようにしましょう。

また、OSはUbuntuにするようにしてください。

後述のMisskeyインストールの際に使われるバッチコマンドがUbuntuを想定しているので

それ以外のOSだと色々なものが大変です。


インスタンスが上がったら、Ubuntuの初期設定をしてしまいましょう。

SSHのポート変えたり、apt-get updateしたり、そんな感じの一般的なやつを済ませておいてください。
※SSHポート変更時はGCPのVPCネットワークのファイアウォールのSSHも変更しないと繋がらなくなります。

一応私はMisskey用に新しいユーザーを作成しましたが、特に必要ない気もしています。

あと、GCPで実行したインスタンスのタイムゾーンは東アメリカ標準時になっているはずなので、

ntpをインストールして日本標準に直しておくとよいかと思います。




次にドメインを取得します。

はい、Misskeyの稼働にはドメインが必要なんです。

恐らくdipとかでフリードメインを取得しても動作するとは思いますが、自分はxserverで有料のドメインを購入しました。

一番大事なのは、このドメインは絶対に失効させてはいけないという点で、

MisskeyはActivePubというプロトコルを使用しており、

そこでは相手方をドメインで一意に識別するようになっているようになっている関係上、

一度Misskeyインスタンスを立ち上げたら、ドメインの変更ができません。


なので、ドメインは失効させないように管理をしっかりするようにしましょう。
懺悔:私は過去にフリードメインをいくつも失効させております。



で、ドメインを登録したらGCEのインスタンスのIPアドレスにDNSを紐づけてしまってください。

Aレコードで普通に設定してしまって大丈夫です。

あと、GCPのVPCネットワークのファイアウォールで80番と443番を開けておくのを忘れずに。

また、Cloudflareを利用する場合はこの段階で設定を終えてください。

Misskeyインストール時にCloudflare利用の有無によって設定が変わってきます。

但し、Cloudflareを経由した通信は、2023年10月1日以降、Always Freeで枠内とは別で料金がかかるようになります。

Cloudflareを利用する際は完全無料でMisskeyを運用することができなくなる可能性がある旨ご注意ください。

※詳しくはGCPのNetwork Intelligence Centerの料金にて。





ここまで終われば下準備は終りです。

といってもMisskey開発者のご厚意によってここから先はすごく簡単です。

こちらの公式ページ(MisskeyHub)の手順通りにシェルスクリプトをwgetで取ってきて実行するだけです。


本来Misskeyのインストールには4GBのメモリ容量が必要で、GCPのAlways Freeでは不足するのですが、

こちらのスクリプトが自動でswap領域を作成してくれるので、本当に何もすることがありません。


スクリプトが終わったら、スクリプト内でMisskeyのドメインとして設定したドメインを

ブラウザで開くとこのような画面が出ているかと思います。



これが上がっていればMisskeyは正常にインストールできています。

後は「このサーバーに登録する」を押してアカウントを作成してしまいましょう。

作成したらMisskey画面に入れるので、

コントロールパネル>モデレーションから[誰でも新規登録できるようにする]をOFFにしておきましょう。

これをやらないと外から自由にアカウントが作れてしまうので、おひとり様インスタンスができません。
※これ以外も、現在(v13)はMisskeyは大体の設定はブラウザからMisskeyに入って、コントロールパネルを開けば操作できます。


ここまでやれればひとまずは最低限のMisskeyの構築は完了です。

他者に利用してもらうインスタンスであれば

メールサーバーとかオブジェクトストレージとか、まだまだ設定することはあるかと思いますが、

おひとり様インスタンスであれば正直これ以上の設定は必要ないのかな?と思います。

ご自由にカスタム絵文字を登録して、自分だけのMisskeyをお愉しみください。


多分今のMisskeyならサーバースペックを考えてユーザーひとりで運用する分にはe2-microで十分足りていると思います。

ただし、複数人で利用する一般的なMisskeyインスタンスとして使うのは難しいと言わざるを得ないと思います。

個人で使っている間も結構な頻度で通信が落ちたりしていましたし、

ぶっちゃけマシンの性能云々以前にサーバの物理的距離が遠いので、
(Always Freeで利用可能なリージョンのうち日本に一番近いのが8800km離れたオレゴンリージョン)

快適か?と言われるとまぁ若干疑問が残るかな?というレベルです。


とはいえ、ストレージ30GBをおひとり様運用で使い切るというのはちょっと考えづらいので
(外部のオブジェクトストレージの無料枠を使えば有り得ないのレベル)

基本的に無料枠で生きて行けるかと思います。

・・・という訳でGCPでのMisskeyインスタンスの構築はこれくらいで終了です。




次は・・・

「Oracle CloudでのMisskeyインスタンスの建ち上げ方」です。

GCPとはここでサヨナラして、次はOracle Cloud Infrastructure(OCI)に移りたいと思います。

「え、今建てたばっかなのに?」と思う方もいるかもしれません。

でも、うちのMisskeyは現に今GCPとサヨナラしてOCIにメインのサーバーを移しています。
別の用途でGCPはGCPで使ってるんですけどね。。。


なんでGCPとサヨナラしたかというと、OCIのAlways Freeの方が圧倒的に性能がよく、課金マシンも安いからです。
それにGCPはCloudflareもダメになるし・・・

コスパで考えておひとり様以外でGCPでMisskeyを運用するのは愚と判断し、OCIに移行したのですが、

これがまたトンデモナイ曲者でして・・・。恐らくソロでどうにかするのはかなりかと思います。


次回はその辺の話になります。



では今日はこの辺で

(^・ω・)ノ RadiumProduction at curonet
遥か昔、Mastodon(マストドン)というSNSの記事を書いたのですが、皆さま覚えていらっしゃいますでしょうか。
私は忘れていました。

今日の記事は再び、今話題の分散型SNSについての投稿となります。

今回紹介するのはMissekyというSNSです。
※厳密にはSNSではないですが、広義のSNSということで・・・TwitterもMastodonもその枠ですし。

実はMastodonより歴史が深く、2014年から開発が行われている日本製のSNSです。

しかも開発は個人で行われていて、

開発者ご本人があの与謝野晶子とレターパックで有名なMisskey.ioにいらっしゃるため、

比較的簡単にコンタクトがとれるというメリットがあります。

また、オープンソースなので派生forkもいくつか誕生しているようです。


MissekyはMastodonやTwitter創設者J.ドーシー氏が開発したBlueskyと同様に

ActivePubというプロトコルを採用しています。

これは簡単に言うと、インスタンス間でのデータのやり取りに使われるプロトコルでして、

全てのデータをJSON-LD形式で飛ばし合うような統一規格となっており、

これにより、MissekyはMastodonとの相互連携ができ、

端的に言えば、MisskeyのアカウントでMastodonのアカウントをフォローし、投稿を確認することができます。
※Blueskyは現在のβ版ではActivePubを切っているので、現状フォローができません。


じゃあMastodonで良くない?と思われるかもしれないのですが、決定的な違いがあります。

それがMFM(Markup Language For Misskey)です。

こちらのページを見て頂ければわかるように、Twitterでいうツイートに様々な「仕込み」を行うことができるんです。
※こちらのページのMFMは記法が古いため、現在のMisskeyでは動作しないものが多いです。

Twitterと違いMisskeyでは最大3000文字までの投稿が行えるので、様々なMFMを記述することが可能です。

また、Discordのスタンプ、絵文字のような機能である「カスタム絵文字」という機能があり、

どんな絵文字が登録されているかで、Misskeyインスタンスの色が出ているといっても過言ではないと思います。


他にも様々な機能があり、口が裂けてもMastodonと同じようなもの、とは言えないですね。


で、このMisskeyなのですが、昨今のTwitter(今はXって言うんでしたっけ?)の不祥事の連続のせいで。。。

現在大変な人気となっております。

特に自称非公式サーバーのMisskey.ioの盛り上がりが大変目を見張るものがあり、

ioを中心としてMisskeyの輪が広がりつつあります。開発者のしゅいろさんの根城なのに非公式とは言わせんぞ・・・?

Misskey HQの法人化に伴い、Misskey.ioはMisskey公式サーバーとなったようです。


で、そんなMisskeyなのですが、タイトルにもあるように実はらじぷろでもインスタンスを建ち上げております。


という訳で、2,3回の記事に分けて

2023年中頃現在のMisskeyインスタンスの立ち上げについて記事にしていければいいなと考えています。

今回は公開サーバーになるのでクラウド上に上げていきますよっと。


そんな感じで第1回の記事はこの辺で終了です。

(^・ω・)ノ RadiumProduction at curonet

最初に断っておくと、転職絡みの話ではありません。

まず経緯から。

ちょっと色々ありまして、Pythonをまた触ることになりました。

「また」といっても今回の案件はPython3でして、今までは仕事の関係で2しか触ったことがなく、

しかもそれが3年半前という、これからPython3案件を請けるにしては、割とヤバイ状況でして、

どうにかしてリハビリがしたい・・・でも今Pythonの環境持ってないし・・・


・・・ということで、オンラインで何か面白いリハビリ材料を探していたら、ヒットしたのがpaizaでした。

paizaというのは、ITエンジニア向け転職・就活・学習サービスで、恐らくかなり新興のモノです。
少なくとも僕が学生の頃にはなかったハズ・・・


職業エンジニアの方からするとオンラインコーディングができるこちらのページの方が有名かもしれません。

基本的には転職サイトのようなのですが、プログラム関係の学習サービスを展開しているほか、

スキルチェックというサービスがあって、paiza上でランク分けされたプログラムの問題を解くことによって

ユーザーのランク分け機能がある他、AtCoderのようなレーティングなんかもあったりします。
なんかpaiza側の解答が間違っている問題がちらほらあるみたいで、レーティングはあまにリ参考にならないかもしれません・・・

ぶっちゃけ上の方は競プロ絡み案件で、あまり実務には適さない問題も多く、

正直あまり興味はないのですが、スキルチェックの問題を利用すればPythonのリハビリになるのでは?と思いまして

とりあえずその場のノリでスキルチェックをやってみることにしました。



paizaのランクはS、A、B、C、D、Eの6ランクが存在し、問題のランクはS、A、B、C、Dと5ランクあります。
実は自分はpaiza自体は2年ほど前から登録だけしてる状態でして、ずっとEランクのままでした。

自分のランクよりひとつ上の問題が一問でも解けたらランクアップとなります。ランクダウンはないっぽいです。

どうやらpaiza自身はこのランクに随分と大きな自信を持っているようで、

高ランクになる度に耳障りのいい台詞を見る機会が増えていきますが、噓八百と考えたほうがいいでしょう。



で、一番易しいDランクの問題を初めて見たのが今から5日前になります。

スキルチェックでは色々な言語が使えるようで、僕の知らないプログラミング言語も対応しているくらいでした。



で、Dランクの問題ですが、

記憶にないです。
※因みにスキルチェックの問題は外部に記載が禁止されているそうです。


いや、なんか簡単というか、流石にこれで終わらせるのブログとして色々アレなので、

この記事を書くにあたって、paizaのログに残ってる自分の解答を見直したのですが

1行しか書いてない。

マジでこれ書けなかったらこの業界来ない方がいいぞ・・・?って本気で思うレベルでした。

ソースを見ても特に言うことが増えなかったので、さっさとCランクの問題に行きましょう。







Cランクですが、

これも記憶にないです。

ログによると、この辺からif for whileの条件文を書き始めたみたいです。いや待て大丈夫かこのレベル


これもマジで特記事項が何もないので次に行きます。






Bランク
です。ここで2日目になってます。

ちょっと複雑なアルゴリズムになります。プロでも凡ミスしてアウトになる可能性があるのはここからでしょうか。

多重ループ回したり、簡単な文字列操作があったり、ロジック組んだりし始める、くらいのレベルですね。

この辺りから既存で用意されているテストケースをクリアしたヨシ!で提出すると、

境界値などのテストケースでカバーされていない範囲で弾かれて乙り出します。

私はCまでの問題が簡単すぎたせいもあって、余裕こいて確認せずに提出して1問殺しました(懺悔)


とはいえ、一般的なレベルで境界値やコーナーケースに注意すればそこまで難しくはないでしょう。
さっきのと別で大いなる力に弾かれて1問時間切れになりましたが(#^ω^)<鯖落ちクソ



D、Cと反射で解けるクソ雑魚ワンパン問題だったのに、Bでいきなりアルゴリズムを要求されます。

インターネッツ大航海をしていると、Bで急に難しくなった!という声があったり、

paiza的にもBをクリアすることで、応募可能な求人が一気に増えるそうです。

個人的な意見としても、Bがクリアできていれば一般的なIT系のPGとしてはやっていけると思います。

Bランクというのは「業界で最低限やっていけるかどうか」の結構大きな境目になっているのではないでしょうか。

それに、正直ここから上の問題が解けたところで、それが現場で生かされるケースはかなり少ないと思います。
プログラムを「計算」に使う分野じゃないと使わない知識かなぁ




さて、次にAランクです。2日サボったのでここで5日目です。

Aランクは、難しいです。

というか、ウン年間触れてもいないような言語でやるような問題ではないです。

具体的に言うと、Bランクまでは、プログラミング言語の使い方とかアルゴリズムの考え方とか、

プログラムやる上で普遍的に必要なレベルの範疇の問題だったのですが、、、


Aはアレです、方向性が競プロです。

そろそろリソースを考えてプログラムを組んでいかないとヤバイ感じになります。

ソースの実行時間に制限があったり、使えるメモリの量に制限があったりします。


いや、本当はDランクの問題からこれらの仕様は存在したのですが、

引っかかることがなかったので実質ないも同然だったんです。

なのですが、Aに関しては計算量考えてアルゴリズム考えたり、容量意識したメモリ取りが必要になります。

多分競プロ御用達のアルゴリズムとかがいくつかあるので、その辺の勉強が本来必要なんだと思いますが、

私はゴリ押しました。

いやだって、アルゴリズム自作したほうが早いし楽だし、人が考えたものってわかりにくいよね。


でも時間とかメモリとかの仕様を知らなかったせいでクリアには時間がかかってしまいました。

タイムアウトしたり、Pythonの再帰の上限値設定の存在を知らなくてランタイムエラー吐いたり・・・


そんな感じでやらかしまくって問題をいくつか落としてしまいました。

というか、問題によっては時間ギリギリになるせいでトロいPythonでは実行できずC++で書かされたりもしました。

というか、クリアした問題がそれだったのでAはPythonじゃなくてC++で解いています。


・・・そう、PythonじゃなくてC++で解いてしまったんですよ。

Pythonのリハビリで始めたのに!!!

手段と目的が入れ替わってしまった!!!

paiza、恐ろしい子。






では最後、Sランクです。これ解いたのがさっきです。ここまで実働3日!

Aの問題見る限り、Sも競プロ系だろうし解かなくてもいいかな~っていう気にもなったのですが、

やるからには一番上の方が気分いいじゃん?ということでタダの見栄、特に細かいことを考えずに突撃しました。


ただ、問題を選ぶときって問題のタイトルしか見れないんですよね。

問題選んでスタートしてから問題文が見れるので、選んだ問題がPytthonで解けるかどうかはガチャなんです。


まぁ結果から言うと、ガチャでSSR当てました。

問題文に振れない程度に内容を言うと、構文解析系の問題でした。

正規表現かけて回して再帰するだけの簡単な問題。正直Aより簡単だぞ?って思いながら解いてました。

この問題だけなのかもしれませんが、特に計算量とか気にする必要もなかったので、

もしかしたらSとAは問題の差異があまりないのかもしれません。


正規表現の実装は言語によって微妙にニュアンスが違うので、そこの設定にちょっと時間がかかりましたが、

それ以外の箇所は問題なく、普通に一発クリアでした。Cランク挑戦時以来の一発クリアですね。




という訳で、SランクをPythonで解いたので、最後はちゃんとリハビリを行うことができました!


Sまで解いた総括としては、Sはまだ問題を1問しか見ていないのでなんともですが、

自分のレベルならAで解けない問題はないかな?という感じです。尚凡ミスで乙る模様

paizaのサイトにはSランクは上位3%しかいないスーパープログラマだ!みたいな能書きが垂れ流されていますが、

大嘘だと思います。

その上位3%の母数には僕みたいにpaizaに登録してから

年単位でランクEのまま放置している人間が大量に含まれているんだと思います。


paizaのSランクについての認識を世間と共有するためにググってみたのですが、皆さん概ねその認識のようです。
いや、なんか、採用の面接でpaizaSランクです!ってドヤ顔するのに使っている層が一定数いるらしいのですが、絶対逆効果だと思います。

ただし、内部的にAランクとSランクで採用に関して区分けがされているパターンはあり得ると思いますので、

就活でpaizaを使う気があるなら、一応Sランクに上げておいた方がいいかと思います。
具体的に言うとランクSユーザーしか企業側にレコメンドされないとか、そもそも応募基準にランクがあるとか・・・



巷ではSランクにあがるためのなんとか~みたいなことが書いてあるサイトもいくつか散見されていましたが、

ぶっちゃけちゃんと勉強したら誰でもSランク、取れると思います。

というか、ノリと勢いだけで取れたので、本格的な競プロ系の勉強はしなくても取れるんじゃないかな。



多分アルゴリズムで詰まるようなレベルの問題はSランクでもそうそうないと思うので、

落ち着いて出力形式見て着実に入力条件縛ってコーナーケース確認して境界値も見て・・・ってやれば


Bまで解ける知識があるなら(再起の知識があれば)誰でも行けると思います。

再帰使った探索はちょっと頻度高いので、それは流石にわかってないと厳しいかな?って感じですかね。


・・・いや待て、この記事はSランクを目指すための記事じゃないんですよ。

この記事の目的は


paizaのスキルチェックはリハビリは初めて触る言語の勉強に使えますよ~

ということを紹介するためのお話でした。リハビリに使うならまずはBランクがおススメです。

という訳で、ここまでご覧いただきありがとうございました。paizaさん、宣伝したからお金ください


(^・ω・)ノ RadiumProduction at curonet
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