RoboCup Junior Japan Rescue Kanto OB
2005~2013
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平成中に記事を上げるといったじゃろ?
有言実行のスタンスは変わりません。ちなみにPythonの記事も実は用意があります。
有言実行のスタンスは変わりません。ちなみにPythonの記事も実は用意があります。
今回の記事はサーバの移設に関するものです。
まず背景から。うちには、このブログで紹介したサーバ機があります。
だけど、正直置くところがないうえに、ノートとはいえ微妙にうるさい。
更にやっぱりノートのサーバは発火したり、炎上したり、いろいろ心配事がつらつらあるわけです。
なんてったって10年以上使い続けているマシンですし・・・
と、いうことで今回。これをクラウドにお引越ししてしまおう、という話になったわけです。
まぁ色々AWSとかAzureとかも検討したのですが、
今回はマイナーどころを狙ってGoogle Cloud Platformに決定しました。
天下の大企業Google様ですが、Cloud Computingサービスを提供していることは
案外あまり有名ではないかと思います。
じゃあまずなんで今回Googleにしたか、というところから。
単純です。
「タダ」だから。
GoogleCloudには1年間の無料トライアル制度があり、$300分のサービスが無料で使えます。
正確には1年間有効の$300分のクレジットが発行される。という仕組みです。
とはいえとはいえ、これだけでは2年目以降は料金がかかってしまいます。
で、ここで次に来る制度に肖るわけです。
それが「常時無料枠」。
2017年以降からGoogle Cloud Platformには常時無料枠が拡大され、
仮想サーバに関しても一定条件下で無料で使えるようになりました。
その条件としては
・課金登録されたアカウントを持っていること※クレジットカードが必須
・インスタンスを北米リージョンに作ること(us-east4は除外)
・マシンをf1-microで指定すること
・OSのイメージがプレミアムイメージでないこと
・HDD容量が30G未満であること
・外向きネットワークが1GB/月未満であること (中国及びオーストラリアからの通信は課金対象)
です。詳しい条件はこちら。
これらの要件を満たすと、Googleの仮想サーバが1アカウントにつき、1台だけ無料になります。
通信料などは、超過した分はしただけ課金対象となりますのでご留意ください。
※WindowsOSはプレミアムイメージに該当するので利用することはできません。
です。詳しい条件はこちら。
これらの要件を満たすと、Googleの仮想サーバが1アカウントにつき、1台だけ無料になります。
通信料などは、超過した分はしただけ課金対象となりますのでご留意ください。
※WindowsOSはプレミアムイメージに該当するので利用することはできません。
問題となるのはこのf1-microの性能なのですが、ぶっちゃけると、非常に貧弱です。
CPUはvCPU0.2個分、メモリはなんと600MBということで、
無料枠内では本格的なサーバとして使うのは不可能です。
vCPU自体はXeonE5のどれかの機種が自動的に割り当てられるようになっています。
とまぁ無料枠内では、裏でAPI叩くくらいの簡易的なサーバしか構成できません。
まともなマシンにしようとすると月額2500円くらいかかってきてしまいますね。
ですが、今回移行するのは例の10年物のノートパソコン。これでも性能が十分なのです。
あのノートパソコン、だいたい30Wのマシンなので、24時間稼働で電気代が1日約20円。
月当たりにすると600円弱の電気代となります。それがタダ。乗り換えない手はありませんね。
使い方ですが、まずは無料トライアルに登録します。
上のツールバーをクリックするとプロジェクトの一覧が出てきます。
SS上では既にプロジェクトが存在しますが、最初は空ですので、新しいプロジェクトからプロジェクトを作成します。
作成したら今度はインスタンスを作成します。今回はGCE(Google Compute Engine)を作成します。
作成したら今度はインスタンスを作成します。今回はGCE(Google Compute Engine)を作成します。
VMインスタンスをクリックして、画面が遷移したら、インスタンスの作成をクリックします。
確実に抑える点としては
・リージョンがus-east4以外のusのどれかであることの確認
確実に抑える点としては
・リージョンがus-east4以外のusのどれかであることの確認
ちなみに日本に一番近いリージョンはus-west1デス
・マシンタイプをmicroにする
・ブートディスクをプレミアムイメージ以外のものにし、ディスク容量を30Gにする。(今回はCentOS)
・HTTPトラフィック及びHTTPSトラフィックの許可にチェック
以上の設定で無料枠内で作成することができます。
あとはVMインスタンスのページから
起動したいインスタンスのSSHのボタンをクリックすることで接続ができます。
以上の設定で無料枠内で作成することができます。
あとはVMインスタンスのページから
起動したいインスタンスのSSHのボタンをクリックすることで接続ができます。
で、ここからが結構肝心です。
まずポート番号を22番から変更する必要があります。Why.
Because of China.
当然、デフォルトで鍵認証となっておりますので、破られることはまずないと思いますが、
上述しているかと思いますが、色々な関係であの国からの通信は受信だけでも無料枠をすり抜けてきます。
つまり、22番アタックにトライされるだけで課金が発生してしまうです。
1円未満の課金額は切り捨てられるようですので、ほとんど問題はありませんが、
もしも、に備えて標準ポートから変更くらいはしておいた方が無難です。
ポートの変更方法はOS準拠のものとなりますので、特に問題はありませんが、問題はそのあと。
GCPにはGCEインスタンスの外に固有のファイアウォールを持っているので、そこの通信設定も必要です。
VPCネットワークのファイアウォール ルールから作成を行う必要があります。
また、ここで、ターゲットタグという概念がありまして、まずここで、ルールに対するターゲットタグを指定します。
その上で、ここで指定したものと同じタグを、
VMインスタンスの設定からネットワークタグに記述する必要があります。
また、ポートを変更した後はSSHのボタンから
「ブラウザからカスタムポートで SSH を開く」を選択して接続してください。
そしてまたひとつ。外部IPアドレスです。
GCEは標準で外からアクセスできるIPアドレスを持ちません。
VMインスタンスの設定からネットワークタグに記述する必要があります。
また、ポートを変更した後はSSHのボタンから
「ブラウザからカスタムポートで SSH を開く」を選択して接続してください。
そしてまたひとつ。外部IPアドレスです。
GCEは標準で外からアクセスできるIPアドレスを持ちません。
これもまた、VPCネットワークの外部IPアドレスから作成し
タグを用いてVMインスタンスに反映させる必要があります。
と、以上、こんな感じで作成することができます。
GCPはGCE以外にもBigQueryに代表される様々な機能がありますが、
今回はGCEの無料分での使い方のみの説明になります。
そんな感じで唐突に何の前触れもなく投稿させていただきましたサーバ仮想化のお話でした。
次はAWSにでも手を出そうかなと思います。
それでは今回はこのへんで。
(^・ω・)ノ RadiumProduction at curonet
タグを用いてVMインスタンスに反映させる必要があります。
と、以上、こんな感じで作成することができます。
GCPはGCE以外にもBigQueryに代表される様々な機能がありますが、
今回はGCEの無料分での使い方のみの説明になります。
そんな感じで唐突に何の前触れもなく投稿させていただきましたサーバ仮想化のお話でした。
次はAWSにでも手を出そうかなと思います。
それでは今回はこのへんで。
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