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RoboCup Junior Japan Rescue Kanto OB

             2005~2013
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レールガン、電磁誘導を利用した物体の加速発射装置ですね。


理論上は光速に近い速度で発射することができ、実際は空気抵抗や某相対性理論、表皮効果等によって速度はだいぶ落とされます。

また、飛距離も火薬による同等の装置とは比較にならないほどの性能を持っています。

更に現在、利用されているレールガンは弾そのものをプラズマ化させることによって

プラズマ化を前提とした大電流による駆動、プラズマ化によって生じる膨張の圧力なども加速に利用することで、

更なる速度の向上を図ることができます。


只、加速するレールが長距離になること、使用電力が半端な量ではないこと等の問題点も多く、

物体をプラズマ化させるとなると、それなりに設備も笑っちゃうくらい大変なことになるので

本当にヤバイ物は世界的にもあんまり作られていません。
でもまぁ簡易的なやつなら多分うちの高専でも・・・というより多分うちの部でも作れます。

まぁそんなものを、どうやら米海軍が作っているようなのです。

そしてプロトタイプの動画がUPされていました。


調べてみると、このレールガン。凄まじいことに、初速が時速9000kmなんていう桁違いな数値を持っているんです。

拳銃で1000kmくらい、ライフルでも最大3600kmぐらいが関の山です。

というより、今まで世界最速のレールガンで初速7600km/hだったような気がするのですが・・・

一気に1500km程速度が上がってしまったということでしょうか。

速度では事実上光速で照射するレーザーには敵いませんが、此方は射程距離も凄まじいです。


通常の砲塔の射程は大体30~40km。レーザーではどんなに凄いものでも現在は10km程しかありません。


まぁこれはレーザーが拡散するからという問題だけではなくて、

レーザー光は通常の弾と違って重力の影響を殆ど受けないため、丸い地球上で長距離で放つと・・・

大気圏外にすっ飛んでいってしまう訳ですね。


それに対してこのレールガンは射程なんと320km。通常の砲弾の10倍以上の射程を持っているんです。

320キロっていうと、東京から仙台くらいまでですね。どんな武器だよ・・・。

しかも時速9000kmってことはそのままの速度で飛べば2分ちょいで直撃します。東京仙台間2分!?


なんか常識外れなものを作っているような・・・

でも正直弾道ミサイルがある現在にこれを使う機会は果たしてあるのだろうか・・・。


そこらへんがちょっと謎ですが、とにかく企画外れなレールガンの紹介でした。

レールガンって作っても違法じゃないらしいですね。今の日本なら。


(^・ω・)ノ RadiumProduction in RoboCup Junior
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