RoboCup Junior Japan Rescue Kanto OB
2005~2013
2005~2013
今日の記事ですが、抵抗の話について
最後の「実際の抵抗値、カラーコードの見方」についてです。
カラーコードについての話はここを参考にしてください。
この記事では実際の抵抗の写真を用いて「カラーコードを読む」ということを行います。
まずはこの抵抗。
右から、灰、赤、黒、金ですね。
この抵抗は一見どちらが第1色帯かがわかりませんが、
金という色は第1色帯にはありませんので反対の灰が第1色帯ですね。
つまり第1色帯から灰、赤、黒、金となります。
どちらが第1色帯かがわかれば、もう抵抗値はわかりますよね。
カラーコード表から、第1色帯の灰は8、第2色帯の赤は2となるので抵抗の数値は82となります。
そして第3色帯、これが重要になるわけですが、この色は黒なので値は1となります。
実際の抵抗値はこの第1、第2色帯から導き出された82という値と第3色帯の1という値をかけて求めます。
つまりこの抵抗の場合、82×1で82Ωとなります。
最後に第4色帯。これは抵抗の製造誤差の許容量を示しています。
この第4色帯はこの抵抗だと金になっています。金はカラーコード表によると誤差5%となっています。
つまりこの抵抗は82Ωから±5%抵抗値がずれることが許容されることになります。
つまりこの抵抗の抵抗値は77.9Ωから86.1Ωであるということになります。
次にこの2つの抵抗。
上の抵抗は茶黒橙金、
下の抵抗は茶黒赤金ですね。
上の抵抗ですが、第1=茶=1、第2=黒=0で合計は10
第3=橙なので、抵抗値は10×103で10000Ωとなりますね。
SI接頭辞を使いますと10kΩとなります。通常はこちらを使いますね。
下の抵抗も、第1=茶=1、第2=黒=0で合計は10
第3=赤なので、抵抗値は10×102で1000Ωとなりますね。
SI接頭辞を使いますと1kΩとなります。
両方とも誤差は金なので±5%となりますね。
最後にこの抵抗。
金属皮膜抵抗といって今まで紹介したカーボン抵抗より精度がいいものです。
これは線が5本ありますね。この場合は第3色帯までが抵抗の数になります。
つまり第1=茶=1、第2=黒=0、第3=緑=5、
これで値は105となります。
そして第4色帯、これが上で算出した値とかけられます。
第4色帯は金で0.1となるのでかけると10.5、つまり抵抗値は10.5Ωとなりますね。
また、誤差の第5色帯は茶色となっているので±1%となっていますね。
以上で抵抗の説明を終わります。
ちなみに用語としては第1、第2色帯は実数部、第3色帯は仮数部、第4色帯は許容誤差となっています。
抵抗についての記事は此方です。
(^・ω・)ノRadiumProduction in RoboCup Junior
最後の「実際の抵抗値、カラーコードの見方」についてです。
カラーコードについての話はここを参考にしてください。
この記事では実際の抵抗の写真を用いて「カラーコードを読む」ということを行います。
まずはこの抵抗。
右から、灰、赤、黒、金ですね。
この抵抗は一見どちらが第1色帯かがわかりませんが、
金という色は第1色帯にはありませんので反対の灰が第1色帯ですね。
つまり第1色帯から灰、赤、黒、金となります。
どちらが第1色帯かがわかれば、もう抵抗値はわかりますよね。
カラーコード表から、第1色帯の灰は8、第2色帯の赤は2となるので抵抗の数値は82となります。
そして第3色帯、これが重要になるわけですが、この色は黒なので値は1となります。
実際の抵抗値はこの第1、第2色帯から導き出された82という値と第3色帯の1という値をかけて求めます。
つまりこの抵抗の場合、82×1で82Ωとなります。
最後に第4色帯。これは抵抗の製造誤差の許容量を示しています。
この第4色帯はこの抵抗だと金になっています。金はカラーコード表によると誤差5%となっています。
つまりこの抵抗は82Ωから±5%抵抗値がずれることが許容されることになります。
つまりこの抵抗の抵抗値は77.9Ωから86.1Ωであるということになります。
次にこの2つの抵抗。
上の抵抗は茶黒橙金、
下の抵抗は茶黒赤金ですね。
上の抵抗ですが、第1=茶=1、第2=黒=0で合計は10
第3=橙なので、抵抗値は10×103で10000Ωとなりますね。
SI接頭辞を使いますと10kΩとなります。通常はこちらを使いますね。
下の抵抗も、第1=茶=1、第2=黒=0で合計は10
第3=赤なので、抵抗値は10×102で1000Ωとなりますね。
SI接頭辞を使いますと1kΩとなります。
両方とも誤差は金なので±5%となりますね。
最後にこの抵抗。
金属皮膜抵抗といって今まで紹介したカーボン抵抗より精度がいいものです。
これは線が5本ありますね。この場合は第3色帯までが抵抗の数になります。
つまり第1=茶=1、第2=黒=0、第3=緑=5、
これで値は105となります。
そして第4色帯、これが上で算出した値とかけられます。
第4色帯は金で0.1となるのでかけると10.5、つまり抵抗値は10.5Ωとなりますね。
また、誤差の第5色帯は茶色となっているので±1%となっていますね。
以上で抵抗の説明を終わります。
ちなみに用語としては第1、第2色帯は実数部、第3色帯は仮数部、第4色帯は許容誤差となっています。
抵抗についての記事は此方です。
(^・ω・)ノRadiumProduction in RoboCup Junior
Comments
※コメントは内容確認後に手動で公開するようにしております。反映までしばらくお待ちください。
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無題
Radium
KOYO-Robotリーダー 様
昔は固定されていたようですが、今は特に決まった「見分け方」は存在しないようです。
例えば第5色帯だけ帯が細かったり、逆に太かったり、ちょっと間隔がずれていたり、
第1色帯が太かったり、するようです。
また、金、銀は第1、第2色帯には存在しませんのでそれで見分ける場合もありますね。
あとは酷いもので、仕様書に記載されている誤差率からその誤差を表しているカラーコードをその抵抗から見つけてそれでどちらが第5色帯かを判断する・・・みたいなものもあるみたいです。
この方法の場合、基本的に茶色のカーボン抵抗は誤差は5%で金、
青の金属被膜抵抗は誤差は1%で茶色となっていますのでそこから判断できるかと思います
どちらにせよ、抵抗を真上から見ないとよくわからないような見分け方がほとんどです。
昔は固定されていたようですが、今は特に決まった「見分け方」は存在しないようです。
例えば第5色帯だけ帯が細かったり、逆に太かったり、ちょっと間隔がずれていたり、
第1色帯が太かったり、するようです。
また、金、銀は第1、第2色帯には存在しませんのでそれで見分ける場合もありますね。
あとは酷いもので、仕様書に記載されている誤差率からその誤差を表しているカラーコードをその抵抗から見つけてそれでどちらが第5色帯かを判断する・・・みたいなものもあるみたいです。
この方法の場合、基本的に茶色のカーボン抵抗は誤差は5%で金、
青の金属被膜抵抗は誤差は1%で茶色となっていますのでそこから判断できるかと思います
どちらにせよ、抵抗を真上から見ないとよくわからないような見分け方がほとんどです。
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