2005~2013
昨年、高専ロボコンでチームの無線管理の担当をさせて頂いたことと、
2011年度の高専ロボコンの無線管理に関しての案が掲示されていることから、
拝見させていただいていたサイトがあるのですが、
そのサイトの管理人の五十嵐先生が
今年のロボカップについての無線についての案を掲示されておりましたので紹介します。
それによると・・・
シニアリーグ(サッカー小型とシミュレーション)でZigBee利用ができるような方向になっているようですね。
ZigBeeといいますと、最近2.4Gが解禁されたロボコンでも、よく使われる無線通信モジュールですね。
こんな感じの外観をしています。
うちの学校では、高専ロボコンの手動ロボット(ロボカップで言うところのラジコンロボット)や
使用済みのロボカップに使われたロボットのラジコン(玩具)化や、
レールガンの発射装置(学校ではありませんが・・・)
疑似チャイムに使われる信号の送受信機等に使われています。
僕も1セット自宅に持っていますが、小型で汎用的なのでとても使いやすいですよ。
一応電波関連の機器なのでちゃんとした仕様書はとても分厚いです。
大体(仕様書によると)屋外で100m程まで電波が届くともあるので、かなり強いものであることがわかります。
現に屋内で実験したところ、部室から電波を発信して
15~20mほど離れた食堂で電波を受けたロボットが動作するのを確認しました。
このZigBeeですが、外部との通信は主にUARTという2線の有線非同期シリアル通信方式を採用しています。
これはPIC等のマイコンで容易に制御ができ、自作で関数などを作ればNXTでも制御できます。
最近、秋月でも販売されましたのでお金に余裕のある方は買ってみるのもいいかもしれません。
ちなみに秋月だとRFで2400円、PRO RFで3800円となっています。
買う際は一個だけでは普通、使うに使えないので必ず2つ以上買いましょうね(笑)
一応ですが、ロボカップでは
ジュニアでこれ使っちゃだめですよ!
確信犯言われちゃいますからね(笑)
そのジュニアの無線関連の話ですが、例年通りbluetoothのClass2とClass3のみ、
しかも制限されるようで、シニアの状況によっては・・・という状況のようです。
また、バージョンも1.2以降に限定されているようですね。推奨は2.0以降とのことです。
競技に直接関係するbluetoothの使用に関しましては、それ以上の制限はされないようですが、
それ以外は、制限される可能性があるので使用するチームは気を付けた方がいいかもしれませんね。
これで電波関係の話は一応終了です。
あ、あとジャパンオープンの公式HPが公開されました。
(^・ω・)ノRadiumProduction in RoboCupJunior