リチウムバッテリー規制にやられた話 2019/08/19 (Mon)

お久しぶりです。空港での保安検査100％引っかかるマンのLuzです。

最近のLuzさん情勢に詳しい方ならご存知かと思いますが、色々あって海外に行ってて、現在は日本に帰ってきてます。

で、タイトルの通りなのですが、以前に自分でブログ記事を書いたにも関わらず、思いっきりやられました。

単刀直入に言うと、会社に「預け荷物にするように」言われていれたブツの中に、

リチウム系のバッテリーがこんもり入っておりました。というお話です。

今回の出国では珍しく、ゲートも手荷物もピーピー言われなかったので、

100％回避した！と思った矢先にアナウンスで呼び出しを食らいました所存です。


ただ今回は300％僕のせいではないので、

実質空港での保安検査100％引っかかるマンの汚名は返上といったところでしょう。





まぁそれだけでは記事としてはつまらないので、今回の記事の主眼はその後の話になります。

お呼び出しを食らって危険物封入を指摘された私ではありますが、

こちら、1点も没収されずに日本までお持ち帰りすることができました。


今回はどうやって皆を無事に連れ帰ったのか、という話になります。

こちら成功要素はいくつかありますが、簡単にまとめるとこのようになります。

・航空会社が日本の会社だった
問答無用で捨てられることがなく、尚且つ日本語で円滑に交渉を行うことが可能だった。

・バッテリーの「型名」と「容量」と「出力アンペア数」が判明していた
偶然にも本体に容量、アンペア数の記載があるモバイルバッテリ－だったのでそちらで安全の確認が取れた。
型名についてはググって出れば問題ないとのことだったので、必死に探した。見つけた。

・PSEマーク
確認してないけど、多分ないとダメ。


この辺りになります。恐らくどれか一つでも欠けていた場合、バッテリーは没収されていたことでしょう。
まぁ会社の指示に従って搬送した会社のバッテリーだからどうでもいいけど。

また、空港の方も言っておりましたが、こういう誤梱包の際に一番円滑なのが、

バッテリーの取説をバッテリーと一緒に入れておくことです。

本体に表記がなくても、取説があれば一応それで認めてくれる、とのことでした。
まぁ「預け荷物に入れない」が最適解かつデフォルトではありますが・・・


そして、これらの荷物を「手荷物に移し替えること」によって今回の保安検査はクリアーとなりました。

ですので、手荷物に入らないほどの大量のバッテリーは個人では航空輸送できないということですね。

・・・というのが、今回の表の話になります。










































ここからが裏話。

これは家に帰ってから気づいたのですが、なんと保安検査を素通りして、

ちゃっかり預け荷物に紛れこめたバッテリーがあったんです。。。

それがこちら。REMAX LYCRAになります。

 

どうやら「カメラと勘違い」されたらしいです。

他のバッテリーたちと一緒の袋に入っていたにも関わらず、これだけ検査対象外となっておりました。

他のバッテリーたちを引き取る際に、まとめて袋ごと引き取ったので、

最終的にはこのバッテリーは手荷物として機内に入ってはいるのですが、

まとめて引き取っていなければそのまま素通りされて貨物室にいたことでしょう。


こちらとしてもこの子が荷物に含まれていることは、そもそも把握していなかったので開けてびっくり見てびっくり。

そんな感じの2段構えの案件にぶち当たった、というのが今回の話でした。

皆さん。秋葉でネタ形状のバッテリーを買うときは気をつけましょう。




ところで河童のジャパンオープンがなんかこの時期に、しかも屋外で開催されたというお話を聞きました。

いったい何がどうなっているんでしょうか。。。？   　 とにかく選手の皆様お疲れ様でした。


（＾・ω・）ノ RadiumProduction at curonet