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ここから暫くCircuitカテゴリーでは、「素子」についての記事を書いていこうと考えています。

その「素子」というものですが、素子というのは、電子回路を構成するうえでの最小のパーツのことを指します。


まぁつまり「はんだづけ」の作業でつける対象となるちっちゃいパーツのことですね。

全ての電子回路(つまりNXTやセンサー等も)全てこの素子によって作られています。


よくわからない人は、この際今はわからなくても大丈夫です。

これから暫くこのカテゴリーで紹介していくものは全部素子です。


という訳で今日は1回目。

最初に紹介する素子は・・・

抵抗です。カーボン製の一般的なやつですね。値は・・・あれ・・・82・・・Ω?  すいません。どう考えても一般的じゃありませんね(笑)

「抵抗」です。

この名の通り、電流に対しての抵抗になります。つまり電流を流す量を制限するものです。

この「抵抗」というものですが、物理的で客観的な値として量記号と単位が存在して、

量記号はR、単位はΩとされています。


ここからは具体的な抵抗による電流の制限について、説明します。

単刀直入に式だけ説明しますと、


抵抗、そして電流と電圧の間にはこういった関係式が成り立ちます。

V=I×R


抵抗にかかる電圧は抵抗に流れる電流と抵抗をかけたもの、になる訳ですね。

この式をオームの法則といいます。


式はこれだけなのですが、どういうことかよくわからないかもしれません。実際の回路を使って説明しますね。



まず、こんな回路があったとします。
抵抗と電池だけの回路ですね。場合によっては危険なので実際に作ったりはしないでください。

この回路の電源電圧、これを5Vとします。

この時の抵抗にかかる電圧は、電源電圧と同じになりますね。

そして今、この回路に50mAの電流を流したいとします。

この時、抵抗の値をいくつにしたら、ちゃんと回路に50mA の電流を流すことができるでしょうか?




Vは5V、Iは50mA=0.05A、Rは未定です。これをオームの法則の式に代入しますと、

V=I×R

∴5=0.05×R

∴0.05R=5

∴R=5/0.05

∴R=100Ωとなる訳です。

つまり100Ωの抵抗つなぐとちゃんと50mA流すことができる・・・と。

まぁこんな風に使う訳です。


また、この抵抗の値、つまり抵抗値は抵抗にある色のついた帯「カラーコード」で知ることができます。

このカラーコードの読み方はまた今度~♪

カラーコードの読み方はこちら

実際の抵抗値の導き方はこちら



(^・ω・)ノRadiumProduction in RoboCupJunior
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